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CATEGORY 01 — No.014
小学生から大人まで100人以上が参加―「ラブラボ」2026 レポート
8月6日、医科研1号館講堂で公開セミナー「ラブラボ」を開催しました。小学生から大人まで幅広い世代の114人が参加し、熱気に包まれました。
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FIG.01
ウイルスの遺伝子情報だけを入力に、変異株が「広がりやすいか」を予測するAIモデル「CoVFit」。 — Systems Virology Lab

「ラブラボ」は、感染症の研究者がどんなことを調べ、そこから生まれた発見が普段の暮らしや医療にどうつながっているのかを、わかりやすく紹介するイベントです。医科研が大阪大学、長崎大学、北海道大学と一緒に、2005年から開催しています。
「ラブラボ」は、感染症の研究者がどんなことを調べ、そこから生まれた発見が普段の暮らしや医療にどうつながっているのかを、わかりやすく紹介するイベントです。医科研が大阪大学、長崎大学、北海道大学と一緒に、2005年から開催しています。
午前は、5人の研究者によるセミナーが行われました。医科研の一戸猛志准教授が司会を務め、大阪大学・小林剛教授、医科研・山本瑞生特任准教授、北海道大学・新開大史准教授、長崎大学・川﨑拓実准教授、同・肥田野新准教授が登壇しました。
テーマは、ノロウイルスやインフルエンザ、新型コロナウイルス、免疫など、身近なものから、健康と社会環境との関係までさまざま。第一線で活躍する先生たちが、それぞれの研究についてわかりやすく紹介しました。
講演後の質疑応答では、会場から次々と手が挙がりました。質問の多さだけでなく、その鋭さに研究者が驚く場面も。感染症や科学への関心の高さが伝わってきました。

登壇者 | 講演テーマ |
|---|---|
小林剛 教授 | 身近なのに手ごわいノロウイルス |
山本瑞生 特任准教授 | ウイルスはどうやって細胞に入るのか?―感染の入口を止める薬を探す |
新開大史 准教授 | インフルエンザと新型コロナを同時に防ごう |
川﨑拓実 准教授 | ウイルス感染と免疫 |
肥田野新 准教授 | なぜ、郵便番号が寿命を決めるのか? |

午後は、高校生と大学生の希望者39人を対象に研究室見学を実施しました。参加者は5つのグループに分かれ、医科研で感染症研究に取り組む5つの研究室・研究拠点のうち、それぞれ2か所を訪問しました。
普段はなかなか入る機会のない研究室で、研究設備を間近で見たり、顕微鏡をのぞいてウイルスを観察したり。感染実験(ウイルスや細菌などを細胞や動物に感染させ、どのような変化が起こるのかを調べる実験)を行う際に身に着ける防護服の試着を体験したグループもありました。
講演で研究について「聞く」だけでなく、研究室に入り、実際に「見る」「体験する」ことで、感染症研究がどのような場所で、どのように行われているのかを知り、研究者や研究の世界をより身近に感じてもらえる一日となりました。
ノロウイルスは夏休みの自由研究で多少調べたことがありましたが、培養に関する話は初めて知りました。エンベロープの有無はちょっと前に調べてアルコールが効かないのかこれ、と思った覚えがあります。興味深い話をありがとうございました。(中学生)
ニュースなどで目にしたことを自分と無関係だと思わずに、自分事として行動していきたいと思いました。想像力は一番遠くまで届く「公衆衛生の道具」という言葉を心に留めて、自分に何ができるかを考え続けて行動できるようにしていきたと思いました。(高校生)
P3の実験室で奥になっていくごとに気圧を下げていくことでウイルスが絶対に出ないようにしているところに驚いた。また、顕微鏡で底にあるウイルスを見るために下に対物レンズがある物を見て用途によって必要な顕微鏡の形も変わることが印象に残った。(研究室見学)
印象に残ったのはフィールドワークで実際にコウモリを採取しに行くというところで、研究はただ椅子に座って試験管を見ているのではなくて実際に現地に行ったりするんだなとわかりました。(研究室見学)
ORGANIZER
感染症国際研究センター
海外から広がる新興・再興感染症に備え、ウイルスなどの病原体の性質を研究し、診断・予防・治療につながる基礎研究を進めています。国内外の研究機関と連携し、感染症研究と人材育成の拠点を目指しています。
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